「敷地内に犬や猫の糞が多いから、何とかして!」というクレーム、賃貸管理をしていると珍しくありませんよね。管理会社としては糞掃除に行かざるを得ませんが、掃除するだけでは根本的な解決になりません。掃除した翌日に「また糞が落ちているから、すぐ来て!」と連絡を受けた方も、多いのではないでしょうか。
結論から言うと、対策は「犬と猫のどちらが原因か」を見分けることから始まります。犬の場合は、飼い主に「見られている」と気づいてもらうことが基本です。猫の場合は、においや足場で「ここは居心地が悪い」と感じさせるのが基本になります。
この記事では、管理会社やオーナーの立場で、敷地内の糞に困ったときの対策を、順番にまとめました。
- 犬と猫、どちらの被害かを見分けるポイント
- 感染症を避ける、安全な片づけ方とにおいの消し方
- 猫の被害を減らす、においと足場の工夫
- 犬の被害への、看板・イエローチョーク・防犯カメラ・外構の見直し
- 三郷市・越谷市の看板の入手先
- 管理会社の対応の流れと、法律・やってはいけない対応
敷地内の犬・猫の糞|被害の原因は犬か猫か見分ける
敷地内の糞の被害は、犬と猫で原因も対策も違います。まずは、どちらの仕業かを見分けましょう。相手を間違えると、対策がまったく効かないことがあります。
犬と猫の被害の違い(一般的な傾向)
| 見分けるポイント | 犬(散歩中の飼い主) | 猫(野良猫・放し飼いの猫) |
|---|---|---|
| 主な原因 | 飼い主のマナー | 猫の習性(なわばり・排泄) |
| 被害が出やすい場所 | 道路沿い、門扉の前、電柱の周り、オープンな駐車場 | やわらかい土や砂利、日陰、物陰 |
| フンの状態 | そのまま放置されていることが多い | 土や砂をかけて隠した跡があることも |
| 対策の向き | 飼い主に「見られている」と気づいてもらう | 猫が居心地悪く感じる環境にする |
表は、あくまで一般的な傾向です。現場によっては当てはまらないこともあります。迷うときは、フンの様子を写真に残して、数日観察してみてください。
入居者のペットが原因のこともあります
敷地内で、飼い主が分かる場合もあります。糞をしているのが、入居者などが飼っている犬や猫なら、まずは飼い主に注意喚起を行いましょう。ペットの飼育が認められている物件かどうか、飼育のルールがどうなっているかは、物件によって違います。契約や細則を確認したうえで対応してくださいね。
相手別・対策の方向性
- 犬の場合:看板、イエローチョーク、防犯カメラなどで、飼い主に気づいてもらいます
- 猫の場合:侵入経路を調べて、においや足場で近づきにくくします。1回で終わらず、続けることが大切です
- どちらの場合も:糞は安全に片づけて、においを残さないようにします
犬猫の糞の安全な片づけ方と、においを残さない消臭
糞の片づけは、手袋を着けて、できるだけ早く行うのが基本です。糞には、人にうつる感染症の原因が含まれていることがあります。素手での作業は避けましょう。
糞に潜む感染症のリスク
糞をそのままにしておくと、においが残って再び同じ場所にされやすくなるだけでなく、健康面のリスクもあります。代表的なものを紹介します。
- トキソプラズマ症:猫などの糞と一緒に排出される「オーシスト」を口にすることで感染します。妊娠中に初めて感染すると、胎児に移行して、先天性トキソプラズマ症になることがあります。死産・流産や、網脈絡膜炎・脳内石灰化・水頭症などの重い症状が挙げられています。予防として、猫の糞や土に触れるときは、手袋を着けて、作業後に手を洗うことが大切です
- 犬回虫症・猫回虫症:犬や猫の糞に含まれる虫卵を、口から取り込むことで感染します。糞から出た直後の卵は、すぐには感染する力がなく、環境中で一定の期間がたつと感染できるようになるとされています。幼児の感染例が多いとされ、発熱やだるさ、食欲不振などの症状が挙げられています。まれに、目や肺、脳に影響が出ることもあります
- 細菌による感染症:サルモネラ菌やカンピロバクターなど、動物の糞から人にうつる細菌もあります。腹痛、下痢、発熱などの原因になります
お子さんが遊ぶ場所や、入居者が通る場所の糞は、特に早めに片づけたいところです。妊娠中の方は、できれば別の人に片づけを任せると安心です。心配なときは、かかりつけの医師に相談してくださいね。
安全な糞の片づけ方(4ステップ)
- 防護具を着ける:使い捨てのマスクと、ビニール手袋(またはゴム手袋)を着けます。素手で触らないでください
- 袋に入れて密閉する:スコップや新聞紙で糞をすくい取り、ごみ袋に入れます。空気を抜いて口を縛り、念のため二重にします
- 敷地内に埋めずに処分する:庭の隅などに埋めると、においが残って、また同じ場所にされる原因になります。自治体のごみの出し方に従って処分しましょう
- 手を洗って消毒する:手袋を外したあとは、石けんで指の間や爪の間までしっかり洗います。使った道具も洗っておきましょう
においを残さない消臭のコツ
動物は、においが残っている場所を、繰り返し排泄の場所にすることがあります。糞を取り除いたあとは、水で流すだけで終わらせず、においの対策もしておきましょう。
- 糞や尿の跡を、水でしっかり洗い流します
- そのあとに、ペット用の消臭剤(酵素系のものなど)を使います。製品の使い方に従ってください
- コンクリートや土、植え込みなど、場所によって合う方法は変わります。目立たない場所で、先に試してから使うと安心です
- においが残りやすい場所は、数日あけて、もう一度消臭すると効果的です
猫の糞尿被害の対策|においと足場で近づきにくくする
猫の被害は、「においを使う」「足場を変える」の2つで、近づきにくくするのが基本です。自治体の案内でも、こうした方法が紹介されています。ただ、1回で効くものではなく、続けることが大切だとされています。
まず、侵入経路とフンの場所を調べる
対策を始める前に、猫がどこから敷地に入ってきて、どこで排泄しているのかを調べます。侵入経路や排泄の場所が分かると、対策を絞れるので、効果が上がりやすくなります。
- フンやひっかき跡が見つかった場所を、写真と日付で記録します
- フェンスの下の隙間、塀の上、室外機の周りなど、通り道になりそうな場所を確認します
- 防犯カメラがあれば、映像で出入りの時間帯や通り道を確認できます
猫に「ここは嫌な場所だ」と覚えてもらう、というイメージで取り組みましょう。一度で諦めずに、繰り返すことがポイントです。
においを使って近づきにくくする
猫は、特定のにおいを嫌がるとされています。自治体の案内で紹介されている主な方法は、次のとおりです。
| 方法 | やり方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 食用酢・木酢液・竹酢液 | 水で薄めて撒くか、布に染み込ませて通り道に置きます。食用酢は2〜8倍程度に薄める目安が紹介されています。木酢液・竹酢液は、製品の表示に従って薄めます | においは時間とともに薄れるので、定期的な交換や再散布が必要です。植物にかかると傷むことがあります |
| コーヒー粕・茶殻 | 乾燥させたコーヒー粕や、どくだみ茶の茶殻を、フンをされる場所に撒くか、風上に吊るします | 湿ったままだとカビが出ます。雨で流れるので、補充が必要です |
| 重曹・カレー粉などの香辛料 | フンをされる場所の周りに撒きます | 雨や風で流れやすく、広い場所では手間がかかります |
| 柑橘類の皮 | 網袋に入れて吊るします | においが薄れたら取り替えます |
| 市販の猫よけ(忌避剤) | 製品の説明に従って撒く、または設置します | 効果には個体差があります。使用場所や回数の注意書きを守ってください |
においを使う方法は、手軽で費用も抑えられます。その一方で、効果が続く期間が短めです。木酢液や酢は、においが強いので、近隣の窓の近くでは使い方に配慮しましょう。
足場を変えて、排泄しにくくする
猫は、やわらかい土や砂を好んで排泄する傾向があります。足場を変えると、排泄しにくい環境になります。
| 方法 | やり方 | ポイント |
|---|---|---|
| 大きめの砂利を敷く | フンをされやすい土の部分に、大きめの砂利を敷き詰めます | 防草シートと組み合わせると、雑草対策にもなります |
| とげとげシート | フンをされやすい場所に、隙間なく敷き詰めます | 一部だけに置くと、隙間を避けて通られることがあります |
| 粘着テープ | 粘着面を上にして置きます | 雨や汚れで効果が落ちるので、屋外では貼り替えが必要です |
| 防犯用の砂利 | 踏むと音が出る砂利を、通り道に敷きます | 音が出るので、近隣への配慮が必要です。製品の説明を確認してください |
超音波を出して猫を遠ざける機器もあります。センサーで反応するタイプもあり、設置が簡単なのが特徴です。ただ、効果には個体差があり、慣れてしまう猫もいるようです。人や、飼っているペットに影響することもあるので、向きや設置場所は、製品の説明に従って調整してください。
水を入れたペットボトルは逆効果になることも
猫よけとして、水を入れたペットボトルを置いているお宅を、見かけたことがあるかもしれません。ただ、猫よけの効果は確認されておらず、火災の原因になるおそれもあります。水入りのペットボトルが太陽光を集めて、可燃物が燃える「収れん火災」が起きることがあるからです。
実際に、壁に接して置かれた水入りのペットボトルが原因とみられる、住宅の外壁の火災も報じられています。消防の注意喚起でも、猫よけで庭先に水入りのペットボトルを置くことへの注意が呼びかけられています。すでに置いている場合は、撤去して、別の対策に切り替えましょう。
犬の糞の被害の対策|看板・イエローチョーク・防犯カメラと外構の見直し
犬の糞は、飼い主に「見られている」と意識してもらう対策が効果的です。犬の糞の放置は、動物ではなく人のマナーの問題だからです。看板の設置から、段階的に進めましょう。
看板を設置する
まずは、敷地の周りに看板を設置しましょう。糞をしているのが、ペットとして飼われている犬や猫なら、まずは飼い主に対して注意喚起を行いましょう。看板は、人目につく場所の、目線の高さに設置すると効果的です。
三郷市・越谷市・吉川市の看板の入手先
市販の看板を買う方法のほかに、自治体で啓発用の看板やプレートを配っている場合があります。三郷市と越谷市の案内で、確認できたことを紹介します。
| 市 | 内容 | 問い合わせ先・注意点 |
|---|---|---|
| 三郷市 | 犬のふんの放置に困っている方向けに、啓発用のプレートを配っています。屋外で犬を散歩させる際は、ふんを回収して持ち帰ることが、市の条例(三郷市動物の愛護及び管理に関する条例)で定められています | 市のクリーンライフ課が窓口です。配布の条件や在庫は、変わることがあるので、事前に確認してください |
| 越谷市 | 犬のふんやポイ捨て禁止の看板を、無料で配っています。申し込みは電子申請や窓口で、受付から1週間程度で、市の職員が指定の場所まで届けてくれます。看板は、自宅の敷地内に設置するよう求められています | 資源循環推進課(048-963-9181)。ほかに、越谷市動物管理センターも、啓発看板を無償で配っています |
| 吉川市 | 看板の配布について、確認できる案内が見つかりませんでした | 市の環境担当の窓口に、直接問い合わせてみてください |
賃貸物件の敷地に看板を設置するときは、オーナー(所有者)の承諾が必要です。看板の設置場所や数も、事前に相談しておきましょう。自治体によっては、配布の対象が「自宅の敷地」に限られる場合もあるので、申し込む前に条件を確認してくださいね。
イエローチョーク作戦で、見られている意識を高める
「イエローチョーク作戦」は、放置された犬のふんの周りを、黄色いチョークで囲み、発見した日時を書き添える方法です。飼い主に「他人から見られている」と意識してもらい、自発的に片づけてもらうことを狙った、各地の自治体の取り組みです。
- チョークは、自治体の窓口で無償で配っている例があります(大和市、三鷹市など)
- 放置されたふんを片づけずに、しばらく様子を見て、飼い主に気づいてもらう方法が紹介されています(立川市)
- 砂地や芝生など、円が描けない場所では、牛乳パックを使った啓発が紹介されています(茅ヶ崎市)
- 私有地や私道では行わない、または所有者の許可が必要とする自治体があります(立川市、吉野川市)
賃貸物件の敷地内で行う場合は、オーナーの承諾を取ってからにしましょう。また、自治体の方針で、実施の条件が違います。お住まいの市の案内を、確認してくださいね。
証拠を残す|防犯カメラ・写真・記録
看板やイエローチョークで改善しないときは、警察や自治体に相談することになります。そのときに大切なのが、客観的な記録です。
- 防犯カメラの映像:飼い主と犬の様子、排泄させたまま立ち去る一連の動きが映っているものが有効です。設置は、オーナーの承諾と、プライバシーへの配慮が必要です
- 写真と記録:日時、場所、被害の状況が分かる写真や、記録を残します
外構を見直して、入りにくい敷地にする
対策を続けても被害が出る場合は、敷地の構造そのものを見直す方法もあります。費用がかかるので、オーナーと相談しながら検討しましょう。
| 現在の敷地の状態 | 被害の出やすさ | おすすめの見直し |
|---|---|---|
| やわらかい土・砂地 | 猫に排泄されやすく、掘りやすい | 防草シートと砂利の敷設、またはコンクリートでの舗装 |
| 天然芝 | 犬のマーキングで変色しやすい | 人工芝への張り替え(下に防草シートを敷くと、掘り返し対策にもなります) |
| 道路との境目がない、開放的な敷地 | 散歩中の犬が、入り込みやすい | フェンス、門扉、チェーンポールなどで、敷地の境目をはっきりさせます |
賃貸管理の対応フローと、法律の注意点・よくある質問
管理会社の対応は、「記録 → 原因の特定 → 注意喚起 → 対策 → 公的機関への相談」の順に進めるのが基本です。感情的に動くと、かえってトラブルが大きくなることがあります。
管理会社・オーナーの対応フロー
- 被害の記録:入居者から連絡を受けたら、現場の状況を日時が分かる形で写真に残します
- 安全な片づけ:手袋を着けて糞を片づけ、消臭します
- 原因の特定:犬か猫か、入居者のペットなのか、外部から来ているのかを見分けます
- オーナーへの報告・相談:対策の方針と、看板・カメラの設置などの承諾を確認します
- 注意喚起:入居者のペットが原因なら、契約や飼育のルールを確認したうえで、飼い主に連絡します。全戸へのお知らせや、共用部の掲示も有効です
- 対策の実施:犬なら看板やカメラ、猫ならにおいや足場の工夫を、続けて行います
- 改善しない場合:証拠をそろえて、自治体や警察に相談します
入居者への連絡や、契約に関わる対応は、物件の契約内容によって変わります。判断に迷うときは、弁護士などの専門家に相談してくださいね。
入居者からのクレームへの向き合い方は、賃貸物件を相続したときに起こりやすいクレームの対処法の記事でも解説しています。管理会社を探している方は、三郷市の賃貸管理会社のおすすめ4選もあわせてどうぞ。
知っておきたい法律・条例の基礎知識
犬の糞の放置や、敷地内の被害に関わる、主な法律を紹介します。ここでの説明は一般的な情報です。実際に適用されるかどうかは、状況によって違うので、警察や専門家に確認してください。
- 軽犯罪法:第1条第27号は、公共の利益に反して、みだりにごみや鳥獣の死体、その他の汚物や廃物を棄てた者を対象にしています(拘留または科料)。糞の放置が当てはまる可能性はありますが、適用には「公共の利益に反して」などの要件があります。街路や公園などで、大小便をしたり、させたりした場合は、第26号が関わることもあります
- 刑法の器物損壊罪(261条):他人の物を損壊したり、傷つけたりした場合の規定です。車や門扉などに繰り返し尿をかけられて、使えなくなるような場合には、問題になる可能性があります
- 民法718条(動物の占有者等の責任):動物が他人に加えた損害について、飼い主が賠償責任を負うという規定です。清掃の費用などの請求を考える場合の、根拠になります
- 自治体の条例:たとえば三郷市では、屋外で犬を散歩させる際に、ふんを回収して持ち帰ることが、条例で定められています。ふんの放置が条例違反になる自治体も多くあります
自治体・警察に相談するときのポイント
- 自治体の環境担当の窓口に、まず相談します。看板の配布や、地域での啓発につながることがあります
- 警察に相談するときは、いつ・どこで・誰が・何をしたかが分かる、客観的な証拠が大切です
- 相手が特定できない場合は、警察より先に、自治体で啓発をしてもらうほうが進みやすいことがあります
絶対にやってはいけない対応
怒りやストレスから、感情的な対応をしてしまうと、こちらが責任を問われることがあります。次の対応は、避けてください。
| やってはいけない対応 | 理由・リスク |
|---|---|
| 毒餌を撒く、捕まえて痛めつける | 愛護動物をみだりに殺したり傷つけたりすると、動物愛護管理法違反になります(5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金)。犬や猫は、愛護動物に含まれます |
| 犯人の顔写真を貼り出す、SNSで拡散する | 名誉毀損などに問われることがあります。事実であっても、公に示すと、成立する場合があります |
| フンを相手の家に投げ返す、ポストに入れる | トラブルが大きくなり、こちらが責任を問われるおそれがあります |
| 水を入れたペットボトルを並べる | 猫よけの効果は確認されておらず、収れん火災の原因になるおそれがあります |
よくある質問
Q. 犬と猫のどちらの被害か分からないときは、どうすればいいですか?
フンの状態や、被害のあった場所を写真に残して、数日観察してみてください。防犯カメラがあれば、映像で確認できます。猫は土や砂をかけて隠すことがあり、犬はそのまま放置されていることが多い傾向があります。
Q. 猫が、においの対策に慣れてしまったときは?
においは、時間とともに薄れるので、定期的な交換や再散布が必要です。ひとつの方法だけに頼らず、においと足場の工夫を組み合わせたり、種類を入れ替えたりして、様子を見ましょう。1回で効くものではなく、猫に学習してもらう気持ちで、続けることが大切だとされています。
Q. 超音波の機器は、自分の家のペットに影響しませんか?
向きや設置場所によっては、影響が出る可能性があります。室内に音が届かないように、機器の向きを調整し、製品の説明書に従って使ってください。
Q. 看板はどこでもらえますか?
三郷市は啓発用のプレートを、越谷市は看板を、それぞれ窓口で配っています。吉川市は、市の環境担当の窓口に問い合わせてください。自治体によって、配布の対象や条件が違うので、申し込む前に確認しましょう。
Q. 入居者のペットが原因のときは、管理会社はどうすればいいですか?
まずは、物件の契約や、ペットの飼育のルールを確認します。そのうえで、飼い主に連絡して、注意喚起を行います。対応に迷うときは、オーナーに相談しながら、必要に応じて専門家に確認してください。
Q. 糞を片づけるときに、手袋は必要ですか?
必要です。感染症のリスクがあるので、使い捨ての手袋とマスクを着けて、素手で触らないようにしてください。作業のあとは、石けんで手を洗いましょう。
Q. 警察に相談できますか?
状況によって、対応は変わります。相手を特定できるような、客観的な証拠があると、相談を進めやすくなります。まずは、自治体や警察の窓口に、状況を伝えてみてください。
まとめ
敷地内の犬や猫の糞は、放っておくと悪化しやすい悩みです。管理会社として、次のポイントを押さえて、順番に対応していきましょう。
- 犬と猫を見分ける:犬は飼い主への働きかけ、猫は環境の工夫が基本です
- 安全に片づける:手袋とマスクを着けて、においも残さないようにします
- 対策を続ける:猫は、においと足場の工夫を、続けることが大切です。水入りのペットボトルは避けましょう
- 看板や自治体を活用する:三郷市・越谷市の看板やプレートも、選択肢です
- 感情的に動かない:毒餌やSNSでの拡散は、絶対にやめましょう。困ったときは、自治体や警察、専門家に相談してください
まずは、できることから、ひとつずつ始めてみてくださいね。不安な点は、オーナーや専門家と相談しながら進めていきましょう。

