どぉも、HALです。台風や大雨が近づいたとき、「どこで、何を確認すればいいんだろう」と迷いますよね。この記事では、越谷市・吉川市・三郷市にお住まいの方、これから住もうと考えている方に向けて、今のうちにブックマークしておきたい情報源をまとめました。
各市の公式ページを確認して、ハザードマップの種類や、想定している川、問い合わせ先などを整理しています。
- 台風・大雨のときに、まず見たい気象情報(キキクルと警戒レベル)
- 越谷市・吉川市・三郷市のハザードマップの内容
- 江戸川・中川の水位やライブカメラの見かた
- 平常時にできる備え(マイタイムラインなど)
情報は更新されます。この記事の内容は2026年10月28日に確認したものなので、実際に使うときは、各ページの最新の内容を見てくださいね。
台風・大雨のときに、まず見たい気象情報
気象庁の「キキクル(危険度分布)」
気象庁のキキクル(危険度分布)は、大雨による災害の危険度を、地図の色で確認できるページです。解説ページによると、キキクルには次の種類があります。
| 種類 | 対応する災害 | 使われる指数 |
|---|---|---|
| 土砂キキクル | 土砂災害 | 土壌雨量指数(降った雨が地中にしみ込んでたまっている量を数値にしたもの) |
| 浸水キキクル | 浸水害 | 表面雨量指数(雨の地表面でのたまりやすさを考えたもの) |
| 洪水キキクル | 洪水災害 | 流域雨量指数(雨が川に集まって流れ下るまでの時間差を考えたもの) |
令和4年(2022年)6月30日から、危険度の色に黒の「災害切迫」が加わりました。同じ日に、「非常に危険」(うす紫)と「極めて危険」(濃い紫)は、「危険」(紫)に統合されています。川の近くや低い土地にお住まいの方は、「浸水キキクル」と「洪水キキクル」を見る習慣をつけておくと安心ですよね。
警戒レベルと、とるべき行動
市が出す避難情報には、警戒レベルがついています。令和3年(2021年)5月20日の改定で、名称が次のように変わりました。
| 警戒レベル | 名称(改定後) | 改定前の名称 |
|---|---|---|
| レベル3 | 高齢者等避難 | 避難準備・高齢者等避難開始 |
| レベル4 | 避難指示 | 避難指示(緊急)。避難勧告は廃止 |
| レベル5 | 緊急安全確保 | 災害発生情報 |
国土交通省の資料などでは、レベル5(緊急安全確保)は必ず出されるとは限らないので、レベル5を待たず、レベル4までに避難することが強調されています。レベル1・2は、気象庁が出す早期注意情報や、大雨・洪水注意報などが対応するとされています。
そのほかの情報源
- 気象庁の公式X(@JMA_kishou):警報・注意報などの速報
越谷市・吉川市・三郷市のハザードマップ
3つの市は、それぞれ公式サイトでハザードマップを公開しています。想定している川や、マップの種類が違うので、住んでいる市のページを、一度ゆっくり見ておきましょう。
越谷市の洪水ハザードマップ
越谷市洪水ハザードマップのページ(2026年3月9日更新)で、確認できた内容は次のとおりです。
- 想定している川:ハザードマップは、利根川が氾濫した場合を想定しています。72時間の総雨量を491mmとして、「想定し得る最大規模(おおむね1000年に一度の確率で起こる大雨)」が前提です
- マップの種類:市内を7つに分けた「洪水ハザードマップ」(2021年4月版)があります。北部、北西部、北東部、中西部、中東部、南西部、南東部の7つです
- ほかの川:国・県が管理する川の「洪水浸水想定区域図(想定最大規模)」が公開されています。利根川、江戸川、中川、綾瀬川、荒川、元荒川、新方川、大落古利根川が対象です
- 見かた:「こしがや住まいるマップ」で、利根川・綾瀬川・元荒川・新方川を確認できます。国土交通省のハザードマップポータルサイトも案内されています
- 街の中で見る:「まるごとまちごとハザードマップ」として、浸水の深さや避難誘導を示す看板が、街に設置されています
- 問い合わせ先:建設部河川課(電話048-963-9203)
越谷市の防災情報のトップページには、メール配信サービス(越谷Cityメール)、避難場所・避難所のページ、防災ガイドブック、防災行政無線の放送内容の案内などが載っています。
吉川市の洪水ハザードマップ
吉川市洪水ハザードマップのページ(2026年7月22日更新)で、確認できた内容は次のとおりです。マップ本体は、令和4年(2022年)4月の作成です。
- 想定している川:中川、江戸川、利根川、荒川、元荒川、大落古利根川、新方川の7つの川です。それぞれ、最大想定規模の降雨による浸水想定区域を扱っています
- マップの内容:浸水する区域、浸水が続く時間、家屋が倒壊するおそれのある区域などが、示されています
- 配布:洪水ハザードマップは、市内に全戸配布していると書かれています。ページからPDFでも見られます
- マイタイムライン:家族や個人の避難行動を考えるために、記入用紙と記入例が公開されています
- 街の中の標識:電柱などに最大の浸水深を示す標識があり、令和4年(2022年)6月現在で131か所です
- 避難の考え方:分散避難や在宅避難など、避難方法を検討するよう呼びかけています
- 問い合わせ先:危機管理課危機管理担当(電話048-982-9471)
三郷市の水害ハザードマップ
三郷市水害ハザードマップのページ(2025年3月31日更新)で、確認できた内容は次のとおりです。
- 想定している川:「想定最大規模の降雨」で、利根川、江戸川、中川・荒川が氾濫した場合の浸水想定区域図を載せています
- 中川流域のマップ:埼玉県管理区間の洪水ハザードマップは、48時間の総雨量596mmを前提にしています(令和4年3月作成)
- マップの構成:避難所一覧、周辺の浸水エリアマップ、河川別の浸水想定区域図、氾濫シミュレーション、内水ハザードマップなどです
- 入手方法:全編のPDF(17.1MB)と、章ごとに分けたPDFをダウンロードできます。紙の配布場所は、ページには書かれていません
- ほかの資料:浸水想定区域内にある、要配慮者利用施設の一覧が公開されています
- 問い合わせ先:危機管理防災課(危機管理係 048-930-7832、地域防災係 048-952-1294)
三郷市のページには、観測所の水位は令和6年5月時点のもので、最新の値は国土交通省の「川の防災情報」で確認するよう書かれています。
| 項目 | 越谷市 | 吉川市 | 三郷市 |
|---|---|---|---|
| マップ本体の時期 | 2021年4月版(7分割) | 令和4年(2022年)4月作成 | 平成31年3月発行、令和4年12月・令和7年3月に一部更新 |
| マップが想定する川 | 利根川(ほかの川は浸水想定区域図) | 中川、江戸川、利根川、荒川、元荒川、大落古利根川、新方川 | 利根川、江戸川、中川・荒川 |
| 街中の標識 | まるごとまちごとハザードマップ | 最大浸水深の標識(131か所) | ページに記載なし |
| 問い合わせ | 河川課 048-963-9203 | 危機管理課 048-982-9471 | 危機管理防災課 048-930-7832 |
表は、各市の公式ページに書かれていた内容を並べたものです。ページに書かれていない項目は「記載なし」としています。それぞれの街の住みやすさや水害リスクについては、吉川市の住みやすさ・治安・水害リスクや、三郷市の治安・住みやすさ・水害リスクでも紹介しています。
賃貸物件のオーナーの方は、賃貸物件を相続したら要注意|起こりやすいクレームの原因と正しい対処法でも触れたとおり、入居者の安全確保も貸主の役割のひとつです。ハザードマップは、事前に確認しておくことをおすすめします。
江戸川・中川の水位とライブカメラの見かた
川のそばにお住まいの方は、実際の川の様子が見られると安心ですよね。国土交通省の江戸川河川事務所は、管轄する江戸川・中川・綾瀬川流域の、雨量・水位・ライブカメラを公開しています。
- 川の観測情報(水位):江戸川河川事務所「川の観測情報」。水位観測所として、栗橋、西関宿、野田、松戸、大谷口新田、吉川、高砂、谷古宇などが載っています。越谷は、雨量観測所として載っています
- ライブ画像:江戸川河川事務所のライブ画像。流域の複数の地点のカメラ画像に、リンクで移れます
- 国土交通省「川の防災情報」:各ページから、リンクで移れます
観測所の一覧や、ライブ画像の更新間隔は、ページを開いて確認してください。三郷付近の水位観測所は、今回確認したページには載っていませんでした。
もちろん、水位が気になっても、実際に川や用水路へ見に行くのは、とても危険です。水位や状況は、必ずインターネットなどで確認して、増水しているときは近づかないでください。
平常時にできる備え|マイタイムラインなど
吉川市のページでは、マイタイムライン(家族や個人の避難行動を、時系列で決めておく計画)の作成が勧められています。台風や大雨が近づくと、時間がなくて迷いやすいので、晴れている日に決めておくのがおすすめです。
- ハザードマップで、自宅の浸水の想定を見る:国土交通省のハザードマップポータルサイトなどで、地点ごとの浸水想定を確認できます(越谷市・吉川市のページで案内されています)
- 避難先を決める:三郷市のハザードマップには、避難所一覧が載っています。越谷市には、避難場所・避難所のページがあります
- 分散避難・在宅避難も考える:吉川市のページでは、避難所に行く方法だけでなく、分散避難や在宅避難といった方法も、検討するよう呼びかけています
- 家族で共有する:避難場所と避難の経路を、家族で話し合っておきましょう
吉川市のページには、「風水害に備える」「『土のう』で風水害に備えを!」「非常用持ち出し品・備蓄品の準備について」などの関連ページへのリンクもあります。
よくある質問とまとめ
よくある質問
Q. 台風が近づいてきたら、まず何を確認すればいいですか?
A. 気象庁の「キキクル」で、自分のいる場所の危険度を確認します。あわせて、住んでいる市のハザードマップで、避難場所を見ておきましょう。市から出される避難情報の警戒レベルにも、注意してください。
Q. 川の水位は、どこで確認できますか?
A. 江戸川河川事務所の「川の観測情報」と、国土交通省の「川の防災情報」で確認できます。実際に川の様子を見に行くのは危険なので、インターネットで確認してください。
Q. 越谷市・吉川市・三郷市は、なぜ水害リスクが話題になりやすいのですか?
A. 各市のハザードマップのページでは、利根川、江戸川、中川、荒川など、複数の川が氾濫した場合の浸水想定区域図が公開されています。ハザードマップは、「想定し得る最大規模の降雨」を前提にしたものです。一つの川だけを見ずに、自分の住むエリアの想定を、市のページで確認しておくのが安心です。
Q. ハザードマップは、どこで手に入りますか?
A. 3つの市とも、公式サイトからPDFで見られます。吉川市は、洪水ハザードマップを市内に全戸配布していると書かれています。越谷市と三郷市のページには、紙の配布についての記載は見つかりませんでした。
まとめ
- まず見るのは、気象庁のキキクルと、市から出される避難情報の警戒レベル。レベル5を待たずに、レベル4までに避難する
- ハザードマップは、市ごとに、想定している川やマップの種類が違う。住んでいる市のページを見る
- 川の水位やライブ画像は、江戸川河川事務所のページで確認できる。川には近づかない
- 晴れている日のうちに、マイタイムラインを作って、避難先を家族で共有しておく
「備えているつもり」を「備えている」に変えるのは、今日のうちにできることからですよね。まずは、住んでいる市のハザードマップのページを、開いてみてください。
