どぉも〜、ポメ柴をこよなく愛するHAL&KUU(はるとくぅ)です〜!
「勤続年数が1年未満だと、住宅ローンは借りられないって聞いたけど、本当なの?」「転職したばかりだけど、中古マンションを買いたい…」そんな悩み、ありませんか?
この記事では、不動産(中古マンション売買)の仕事をしている立場から、勤続1年未満でも住宅ローンを申し込める金融機関はあるのか、公式ページで確認できた条件を例に、選ぶときのチェックポイントをお話しします。
先に結論です。「勤続1年未満だと必ずNG」とは限りません。ただし、条件は金融機関ごとに違い、条件を満たしても審査に通るとは限りません。公式で確認して、複数の金融機関で事前審査を受けて比べましょう。
「勤続1年未満=借りられない」は本当?
結論は、金融機関によって勤続年数の条件は違い、勤続年数が条件に書かれていない商品もあるということです。ただし、条件を満たしていても、審査に通るとは限りません。
- 国土交通省の調査では、9割以上の金融機関が、勤続年数を審査項目にしているとされています
- 多くの金融機関では、「勤続1年以上」などを目安にしていると言われます(あくまで一般的な傾向です)
- 一方で、半年以上から申込み可能な銀行や、勤続年数の記載がない商品もあります
つまり、「勤続年数が短い=一律にNG」ではなく、どの金融機関の、どの商品を使うかで、条件が変わるんですね。
公式で確認できた勤続年数の条件の例(順位付けはしません)
結論は、ここで紹介するのは、公式ページで確認できた条件だけです。順位付けや、「おすすめ」の判断はしていません。条件は変わることがあるので、申込み前に必ず最新の情報をご確認ください。
| 金融機関・商品 | 勤続年数の条件 | その他の主な条件 | 確認した時点 |
|---|---|---|---|
| フラット35 | ご利用条件のページに、勤続年数の記載はなし | 満70歳未満。返済負担率は年収400万円未満で30%以下、400万円以上で35%以下 | 2026年4月1日現在のページ |
| イオン銀行 | 給与所得者は6か月以上の勤務(休職等の期間は除く)。会社経営者・個人事業主は事業開始後3年経過 | 前年度の年収が100万円以上 | 商品概要説明書(2026年6月1日現在) |
| ある銀行の中古購入+リフォーム一体型の商品 | 給与所得者は勤続1年以上 | 前年の税込年収が100万円以上、最終返済時に満80歳未満 など | 公式ページ |
※ほかの金融機関は、勤続年数の条件を公式ページで確認できなかったため、載せていません。気になる金融機関は、公式ページや窓口で、ご自身で確認してくださいね。
フラット35:ご利用条件に勤続年数の記載がない商品
フラット35は、公式の「ご利用条件」のページに、勤続年数の記載がありません。申込時の年齢は満70歳未満、返済負担率は年収に応じた基準が決められています。
- 年収400万円未満:すべての借入れを合わせた返済負担率が30%以下
- 年収400万円以上:返済負担率が35%以下
- 年収は、原則として申込年の前年の収入を証明する公的な書類の金額
- 団体信用生命保険(団信)は、健康上の理由などで加入しない場合も利用できる
ただし、勤続年数の記載がない=必ず借りられる、ではありません。返済負担率や、物件の技術基準(中古マンションの場合は、専有面積や耐震など)も確認されます。物件の条件は築年数の制限と減税の記事にまとめています。
民間の銀行の例:勤続6か月以上、勤続1年以上など
民間の銀行は、勤続年数の目安が銀行ごとに違います。公式で確認できた例では、6か月以上の勤務を条件にする銀行(イオン銀行)や、中古購入+リフォーム一体型の商品で勤続1年以上を条件にする銀行がありました。
同じ「中古マンションを買う」でも、商品によって条件が変わるので、どの商品で申し込むのかを決めてから、条件を確認するのがおすすめです。リノベと一緒に借りる場合の注意点は、リノベ一体型ローンの記事にまとめています。
公式で条件が確認できなかった金融機関について
メガバンクやネット銀行、地方銀行、信用金庫の中には、勤続年数の条件を明確にしていない金融機関や、個別に審査する金融機関もあります。ここでは、公式で確認できなかったため、載せていません。
気になる金融機関があれば、公式ページの「お申込みいただける方」を確認するか、事前審査の窓口で、こう聞いてみてください。
- 「転職して○か月ですが、事前審査を受けられますか?」
- 「勤続年数は、どの時点から数えますか?(試用期間は含まれますか?)」
- 「年収は、どの書類で、どう計算しますか?」
勤続年数の条件を満たしていても、ここで落ちることがある
結論は、勤続年数以外にも、返済負担率・信用情報・物件の評価・健康状態などが審査されるということです。
| 項目 | よくある注意点 |
|---|---|
| 返済負担率 | ほかの借入(カーローン・奨学金・カードローン)の返済も含めて計算される |
| 信用情報 | クレジットカードや、スマホの分割払いの支払いの遅れが影響することがある |
| 物件の担保評価 | 築年数や、管理の状態で、借入額・借入期間が変わることがある |
| 健康状態(団信) | 加入できないと、借りられない商品がある(フラット35は加入しなくても利用可) |
| 年収・雇用形態 | 見込年収の考え方や、雇用形態の扱いは、金融機関によって違う |
審査の目安全体は銀行の見極め方の記事にもまとめています。
返済負担率の基準(フラット35は30%と35%)
返済負担率は、「年収に対する、年間の返済額の割合」です。フラット35の基準(35%の場合)で、借入額の目安を計算してみました(ほかの借入なし、元利均等、ボーナス払いなし、35年の仮定です)。
| 年収 | 年間返済額の上限 | 借入額の目安(金利1.5%) | 借入額の目安(金利3.83%) |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 約140万円 | 約3,810万円 | 約2,697万円 |
| 500万円 | 約175万円 | 約4,763万円 | 約3,371万円 |
| 600万円 | 約210万円 | 約5,716万円 | 約4,045万円 |
※金利は仮定です。実際の借入可能額は、審査や金融機関の条件で変わります。最新の金利は2026年10月の金利の記事をご覧ください。
中古マンションならではの審査(担保評価・築年数)
中古マンションは、個人の審査に加えて、物件の評価も見られます。築年数が古いと、借入期間が短くなったり、借入額に影響したりすることがあります。くわしくは築年数の制限と減税の記事へどうぞ。
転職直後に金融機関を選ぶときのチェック項目
結論は、勤続年数の条件・試用期間の扱い・必要書類・見込年収の考え方・事前審査の結果が出るまでの日数を、金融機関ごとに確認することです。
- □ 勤続年数の条件(何か月以上か、条件に記載があるか)
- □ 勤続の数え方(試用期間は含まれるか、転職前の勤務は通算されるか)
- □ 必要書類(給与明細は何か月分か、雇用契約書、職務経歴書など)
- □ 見込年収の考え方(賞与・残業代・歩合給の扱い)
- □ 事前審査の結果が出るまでの日数(物件の申込みから契約までに間に合うか)
- □ 手数料・団信・総支払額(銀行の見極め方の記事も参考に)
事前審査は複数の金融機関で受けて比べる
事前審査(仮審査)は、複数の金融機関に出しても問題ありません。勤続年数が短いときこそ、1社だけでなく、複数の金融機関で結果を比べるのがおすすめです。同じ属性でも、金融機関によって結果が変わることがあります。
リノベ一体型ローンを検討するときの注意
中古マンションを買ってリノベもする場合は、借入総額が大きくなるので、審査が厳しくなることがあります。契約前に見積書が必要になるなど、スケジュールもタイトです。詳しくはリノベ一体型ローンの記事をどうぞ。
申込みのタイミングと、融資実行までの注意点
結論は、事前審査・本審査を通ったあとも、融資実行までは、転職・退職・新しい借入を避けることです。
- 本審査の承認後でも、融資実行前に転職・退職すると、再審査や取消しの可能性がある(一般論)
- カードローンや、車のローンなど、新しい借入は控える
- クレジットカードの新規作成や、大きな分割払いも、融資実行後まで待つ
「契約が終わるまで、お金まわりと職場を変えない」と覚えておくと、安心です。
よくある質問
Q. フラット35なら、勤続1か月でも必ず借りられますか?
A. いいえ。ご利用条件に勤続年数の記載はありませんが、返済負担率、物件の技術基準、信用情報などの審査があります。必ず借りられるとは限りません。
Q. 試用期間中は、申し込めますか?
A. 金融機関によって対応が分かれます。試用期間が勤続年数に含まれなかったり、本採用後に条件付きで承認されたりすることがあります。申込み先に確認してください。
Q. 転職先が決まっただけで、まだ入社前でも申し込めますか?
A. 金融機関によって異なります。入社前だと、収入の実績がないため、申込みできない場合が多いと考えられますが、個別の条件は各金融機関にご確認ください。
Q. 契約社員や派遣社員でも申し込めますか?
A. 雇用形態によって条件が変わる金融機関があります。一般的には、正社員より慎重に見られる傾向があるため、事前に確認しましょう。
まとめ
勤続年数が1年未満でも、住宅ローンを検討できる可能性はあります。ただし、条件は金融機関ごとに違い、条件を満たしても審査に通るとは限りません。
- 勤続年数の条件は、公式で確認できた例でも、記載なし・6か月以上・1年以上と、さまざま
- 勤続年数以外にも、返済負担率・信用情報・物件の評価などが審査される
- 気になる金融機関の条件は、公式ページや窓口で確認する
- 事前審査は複数の金融機関で受けて、結果を比べる
- 融資実行までは、転職・退職・新しい借入を避ける
銀行を比べるときの見極めポイントは、こちらの銀行の見極め方の記事もあわせてどうぞ。制度や商品の内容は変わることがあるので、申し込み前には、必ず最新の情報をご確認くださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜!

